建築士への転職で失敗しないコツ!

建築士への転職で失敗しないコツ!

 

不安定な生活を送りたくない。そうだ、手に職をつけよう!

このような理由で建築士を目指す人もいるのではないでしょうか。

 

確かに建築士は住環境に関する仕事なので不景気でもなくならない。大きく稼げることはないと思いますが、仕事は安定しており非常に人気のある職種だと言えるでしょう。

しかし、その反面、建築士になる道のりは長いというデメリットもあります。

例えば、学生の場合だと、建築学科を卒業して実務経験を積んで国家資格を取得する。この過程を経てはじめて建築士と名乗れるのです。ということは、異業種から建築士を目指すとなれば、かなり道は険しい。「書類審査も通らずに失敗!」ということも珍しくありません。とはいえ、20代ならまだチャンスはある。

転職の方法さえ間違えなければ、これまでの経験を活かして転職に成功することができるでしょう。

 

では、どうすれば建築士への転職に失敗しないのでしょうか?

 

今回はそのような悩みを抱えている方に向けて『建築士への転職で失敗しないコツ』をご紹介していきたいと思います。この記事では異業種からの転職も視野に入れ、失敗しないコツをな丁寧に解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

それでは、『転職に失敗しないコツ』をご紹介していきます!

 

 

建築士への転職を失敗しないコツは転職前にある

 

建築士への転職を失敗しないコツは転職前にある

 

見出しが村上春樹っぽくなってすみません。いや、しかしですね、転職に失敗しないコツは本当に転職前にあるんです!

 

というもの建築士と一口に言っても業務内容は多岐に亘る。そのため、転職失敗を避けるためには「建築士としてどの仕事をしたいのか?」をはっきりさせておく必要があります。

そうしないと、会社選定で迷い「転職に失敗する」という悲惨な結果を招くことになりますよ。また、他に気をつけることは、一級建築士になれば大手ゼネコンに就職できると思っている人。このタイプも転職に失敗します。なぜなら、基本的に大手ゼネコンは一流大学出のエリートでないと就職ができない。つまり、あなたが一級建築士になっても簡単に転職できないのが実情です。

ちなみに余談ですが、先ほどから建築士と呼んでますが、厳密にいうと建築士は職業ではないですよ。(転職希望者でこれ知らない人は間違いなく失敗します)

 

建築士とは、『一級建築士二級建築士木造建築士』いずれかの資格を持っている人。

つまり、建築士とは国家資格保有者のことです。詳しくはこちらのサイトで解説していますので、気になる方は見てください。
 

さて、ここからは建築士の仕事内容を各分野ごとにご紹介していきます。

転職に失敗したくない方はぜひ最後まで目を通し、仕事内容を把握してくださいね。

 

 

建築士への転職を失敗しないコツは仕事内容を事前に把握

 

建築士への転職を失敗しないコツは仕事内容を事前に把握

建築士への転職を失敗しないコツ。それは建築士への仕事内容を把握しておくことです。

これさえ徹底すれば、ミスマッチを防げる。つまり転職失敗のリスクを限りなく減らせるでしょう。ここからは分かりやすくするため、建築士の仕事を僕の独断と偏見で5つに分類してご紹介していきます。転職を失敗したくない人は絶対に把握しておきましょう。

 

 

建築士の仕事1】意匠設計

 

建築士の花形。建築士を目指す人にとって一番人気がある仕事ではないでしょうか。

日本人だと安藤忠雄さん意匠設計で有名ですね。そのため、建築士と言えば、意匠設計のことを連想されている方が多いと思います。(人気がある分、転職に失敗する人も多いように感じます)

 

 仕事内容としては、敷地の条件や周辺環境に対応しながら建築物の配置を決定したり、内外観や間取りを構成したりなど、装飾やデザインが中心です。そのため、心から建築設計が好きな人なら転職しても失敗したとは感じないでしょう。

 

建築士の仕事2】構造設計

 

こちらは同じ設計でもデザインではなく、建物の土台や骨組みの設計。ま、簡単にいうと、建物が壊れないように柱や梁の性能/形状を決定するって感じですね。

上記の仕事と比べて地味な印象を持つかと思いますが、地震大国の日本において欠かせない仕事。そのため、構造設計に携わる人は建築士として重宝されますよ。

こちらのサイトでも同様の解説をしております。

  

  

建築士の仕事3】設備設計

 

建築士の方で転職に失敗したくない人はこの仕事をオススメします。

というのも、設備は意匠と比べて人気がないからです。(はっきり言ってすみません)

名前からお察しの通り、設備設計は意匠設計より地味。テレビやメディアで設備設計士が取り上げられる、なんてことは聞いたことがないですよね。

少しズルい考えかもしれませんが、転職に失敗したくない人は、建築士に人気のない仕事を選ぶのも手だと思います。

 

で、設備設計の仕事内容はというと、こちらは空調設備、上下水道を設置する衛生設備、コンセントや照明を配備する電気設備に関する設計をするって感じですね。不思議なことに建築士が設備設計に転職して失敗したって話はあまり聞いたことがありません。

 

建築士の仕事4】施工管理

 

建築士で体力に自信のある方にオススメの職業です。

というもの、施工管理とはいわゆる現場監督。

ま、簡単に言うと、建築工事を総合的にまとめる仕事です。つまり、各専門工事業者と頻繁にやり取りをする必要がある。それも事務所ではなく、建築現場が大半。ですから建築士としての専門知識に加え、高いコミュニケーション能力と体力が必要です。

何も知らずに転職すると失敗するので、施工管理は要注意ですよ。(実際に転職に失敗したと感じる人が多い仕事です)体力がないのに転職すると失敗では済まないですよ。笑

 

建築士の仕事5】検査関係

 

検査関係に転職して失敗したな、という人は少ない気がします。

なぜなら、上記と違って体力的にも精神的にもラクでストレスが少ない。それに意匠設計などと違って、いつ仕事が終わるかわからないということもないので業務の見通しが立てやすいんです。この仕事は主に確認検査機関の検査員や、耐震診断を行う事業者、もしくは市役所の建築指導課が担当してますね。名前からホワイトカラー臭がプンプンします。笑

 

さて、ここからは、転職の失敗を未然に防ぐ。

ということで『建築士への転職を失敗しないために注意すること』をご紹介してきますね!

 

 

建築士への転職で失敗しないためには転職先を選ぼう

建築士への転職で失敗しないためには転職先を選ぼう


 

建築士への転職で失敗と言っても個人差によるものが大きい。

「自分にあってない仕事内容だから転職に失敗!」「職場の人間関係が最悪だから転職に失敗!」「雑用ばかりさせられるから転職に失敗!」など転職の失敗には様々なケースが考えられます。しかし誰にでも当てはまる転職の失敗もある。それが『ニセ建築士事務所に転職すること』です。

というもの、建築士になりたい人の転職先の一つに建築士事務所が挙げられます。建築士事務所は建築法によって、建築士事務所登録を行うことが義務付けられている。にもかかわらず、実際には建築士事務所登録をしていない『ニセ建築士事務所』も存在するんです。

で、具体的に『ニセ建築士事務所』のどこが悪いかというと、どれだけ働いても、一級建築士などの資格受験に必要な実務期間にカウントされないこと。つまり、建築士になるため転職して実務経験を積んでいるのに、建築士になるための資格を受けることができないということ。考えるだけで背筋が凍りますね。

建築士への転職を考える方はこのような失敗がないよう、『公的機関』で調べてから転職してくださいね。志望先が正規の建築士事務所かどうかを調べるには「建築士事務所協会」で建築士事務所の登記簿を見せてもらいましょう。

尚、その他ブラッグ会社関連については、こちらのサイトでご紹介してますので、読んでおくと転職の失敗を避けられるかもしれませんよ。

 

 

 

異業種から建築士への転職を失敗したくない場合は20代で行動しよう

 

異業種から建築士への転職を失敗したくない場合は20代で行動しよう

建築士は手に職をつける仕事。いわゆる職人に部類されるため、年齢が上がるほど転職のハードルが上がり失敗する可能性が大きくなります。特に異業種から建築士に転職する場合は失敗する確率が高い。基本的には20代が限界かと思います。(もちろん他に特出したスキルを持っていれば転職可能です)

 

近年では建築士と言えども高齢化が進み人材不足が懸念されている。だから20代までの若年層であれば、やる気や建築士への意欲で転職に成功することも十分考えられます。(ポテンシャル採用ですね)

ですから、転職に失敗したくない人。特に異業種から転職を希望する人は20代のうちに行動することをオススメします。こちらのサイトでは20代の転職事情を紹介してますので気になる方はご覧ください。何かヒントがあるかもしれませんよ。

 

 

 

建築士への転職に失敗しないコツはスキルを磨くこと

 

建築士への転職に失敗しないコツはスキルを磨くこと

近年はI T化が進み、デジタルでのスキル(P Cスキル)が高いほど転職で失敗しないと言われています。これは建築士も例外ではありません。建築設計の図面作成は、CADソフトで行うことがほとんど。そのため、最低でも2次元CADは扱える必要があるでしょう。また、顧客へのプレゼンでは、イメージが伝わりやすい3次元CADも使用されるため、転職に失敗したくない方は3次元CADを使えるようにしておくといいでしょう。そうすれば、あなたが転職に失敗することはない。

と、言いたいところですが、残念ながらそうはいきません。建築士ではアナログのスキルもないと転職に失敗してしまうのです。なぜなら、顧客との打ち合わせ中では、いまだに即興でパースや図面を書くことが日常茶飯事。加えて、図面に文章での説明を書き加えなければならないこともあるので、最低限の文章作成能力も必要になります。ですので、建築士への転職に失敗したくない人は、デジタル・アナログ両方のスキルを兼ね備えておくと失敗する確率は減るでしょう。

こちらのサイトでもスキルチェックを推奨しておりますよ。

 

 

まとめ

 

では、これまでの内容をまとめると、

 

1建築士への転職を失敗しないコツは転職前にある

2建築士への転職を失敗しないコツは仕事内容を事前に把握

3建築士への転職で失敗しないためには転職先を選ぼう

4建築士への転職に失敗したくない場合は20代で行動しよう

5建築士への転職に失敗しないコツはスキルを磨くこと

 

以上です。

 

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

ここまで色々とご紹介してきましたが、建築士への転職に失敗しないコツ一つだけ。

それは準備をしっかりすることだと思います。

つまり、あなたが本気になれば転職を失敗する確率はグンと下がる。

転職を失敗しないコツはあなたの気持ち次第です!

 

応援しています。