一級建築士の転職ってあり?現状から考えてみる!

一級建築士の資格を生かして転職したい。

だけど、一級建築士の需要がわからず不安…。

 

このような悩みを抱えている一級建築士はいませんか?

 

一級建築士の仕事はAIに奪われるのか?」「一級建築士は飽和状態なのか?」「一級建築士の資格って価値があるのか?」など、一級建築士の中には現状がわからず、転職を躊躇っている方もいることと思います。

 

今回はそんな一級建築士に向けて『一級建築士の現状について』お伝えしていきたいと思います。転職を考える際は現状を把握することが何より大切になってきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。この記事を読めば、一級建築士の現状を簡単に知ることができると思いますよ!

 

 

それではいってみましょう!

 

 

 

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状13選

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状13選

一級建築士の転職!!伝えるべき現状1】人手不足傾向

現在、一級建築士の登録者は50代以上が半数を超え、30代は15%程度、20代に至っては1%にも満たない人数となっています。つまり、一級建築士の有資格者は高齢化が進み、若手の人材が不足しているというのが現状。この傾向は今後も続き、より深刻になっていくと考えられるため一級建築士の需要はより高くなっていくでしょう。転職を考えている一級建築士向けに現状を伝えているサイトでも、そう言ってますよ。

 

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状2】若い建築士が求められている

上述した通り、現在、建築業界は深刻な少子高齢化です。そのため、若い人材は貴重な存在となっており、どの企業も喉から手が出るほど欲しがっているというのが現状です。特に一級建築士に関しては、担える仕事の幅が広いため、今後も多くの企業が一級建築士の獲得に力を入れると考えられるでしょう。一級建築士の現状について紹介しているサイトでも同様のことを述べております。

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状3】平均年収は約700万円

【一級建築士の転職!!伝えるべき現状3】平均年収は約700万円

2019年における職種別の年間賃金総支給額を見ると、一級建築士は702万9000円となっており、全国産業平均より高いというのが現状です。一級建築士が転職を考える場合は、この金額が基準になると考えられますので、恐らく年収700万円が相場だと思います。(会社規模や役職によって差はありますが…)。転職を検討されている一級建築士は参考程度に頭に留めておいてください。もっと詳しく知りたい方は、一級建築士の現状について紹介しているサイトに年収の細かい記載がありますので、ご覧ください。

 

  

一級建築士の転職!!伝えるべき現状4】大手と中小の給与格差が大きい

上述した通り、年収は会社の規模や役職に左右されます。といってもその説明だと抽象度が高いので、ここでは2019年の『賃金構造基本統計調査』をもとに、大手企業と中小企業で年間賃金を比較してみました。その結果、従業員数1000人以上では772万6000円、100~999人では590万7000円、10~99人では450万4000円ということが判明。つまり、建設業では大手と中小との給与格差が大きくなってきているというのが現状です。

  

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状5】公務員になる一級建築士が増加傾向

ここ数年の景気低迷の影響で安定を求め、一級建築士の資格を生かして公務員に転職する人が増えているというのが現状です。なかでも県庁や市区町村の都市開発職は人気の転職先となっており、倍率が非常に高い。一方、メンテナンスや修繕は、審査や指導が中心のため、あまり人気がないというのが現状です。

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状6】求められるスキルが増加

【一級建築士の転職!!伝えるべき現状6】求められるスキルが増えている

ここ数年、地球環境に配慮した「エコハウス」や「ソーラーシステム」など、施主が一級建築士に求めるものが多様化している、というのが現状です。最近は世界的にSDGsエスディージーズ)を求める声が高まっているので、環境に配慮することは仕方のないことだと思いますが、一級建築士の負担を考えると何ともいえないですね(笑)。今後はよりこの傾向が加速すると思いますので、転職を考えている一級建築士は転職先に求められるスキルが増えてくることを念頭に置き、転職活動するようにしてくださいね。一級建築士の現状について紹介しているサイトでも、スキルについて語っていますよ。

  

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状7】解体設計の案件が増加

日本は高度成長期に起こった建設ラッシュの影響で、現在、多くの建物が老朽化しております。そのため、最近は老朽化した建物の解体や改築工事、建て替えなどが増えているというのが現状です。(一軒家でいうとリノベーションと考えてください)。今後はこの傾向は続いていくと思いますので、建物を解体する為の解体計画及び解体設計に精通している一級建築士は転職市場において重宝されるでしょう。一級建築士の現状について解説しているサイトでも似たようなことを言っております。

 

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状8】戸建てよりマンション

近年は未婚率の上昇や、一世帯あたりの子どもの数が減少したことによって戸建住宅の需要が減り、マンション需要が大きく伸びております。そのため、一級建築士はこの現状を踏まえて転職先を探すようにしてください。具体的には戸建てを専門とする設計事務所よりマンションなどを扱うゼネコンへの転職がオススメってことですね。もちろん、戸建てでもリノベーション案件であれば、今後の需要増加は見込みありですけど。

 

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状9】提案力が必要

【一級建築士の転職!!伝えるべき現状9】提案力が求められる

近年、住宅設計は、テンプレートや施工パターンがあらかじめ決められており、それに沿って設計を組み立てる方法が増えております。これにより、低コストで住宅を建設できるというメリットはあるものの、パターン化されて、無個性な住宅になるというのが実情です。そのため、一級建築士は設計だけやっていればいいのではなく、提案力やコミュニケーション力などを養い、付加価値をつけないと市場価値の高い人材にはなれないでしょう。もちろん、人手不足で仕事にくいぱっぐれることはないと思いますが、転職して年収アップを目指すなら提案力やコミュニケーション力は必須です。一級建築士の現状について紹介しているサイトでも、将来についてスキルアップは必須だと述べています。

 

 

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状10】独立を意識

ここ数年は景気低迷のため、会社に依存せず働きたいという人が増えている。そのため、独立を視野に入れて転職する傾向があるというのが現状です。独立(起業)というと大それたことに聞こえますが、今は1円でも株式会社が設立できるくらい誰でも簡単に会社を作れます。また、フリーランス一級建築士として働くといった選択肢も可能です。ちなみに、 独立を視野に入れる場合は、大手企業よりも中小企業の方が有利となっております。理由は仕事を始めから最後までやらせてもらえる環境だからですね。独立を視野に入れる方はぜひこの現状を踏まえ転職活動を行ってください。転職先をお探しの方は、一級建築士の現状を紹介しているサイトに、色々と載っておりますので目を通してみてください。

 

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状11】副業を始める人が増加

コロナウイルスの影響により建築業界でも副業を始める人が増えたというのが現状です。一級建築士は手に職があるため、できる副業が多いんですね。例えば『図面のトレースや補正』『建築に関する記事の執筆』『パースデザイン・図面作成』などです。今後は益々副業の傾向が強くなり、転職先を選ぶ際にも副業可能かどうかが判断軸になるでしょう。

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状12】残業規制が本格化

 

上述した副業ができるようになった要因の一つに残業規制が挙げられます。これまで建築業界は残業が当たり前の業界でした。しかし、時代の煽りを受けここ数年で大幅に変化。いまでは残業規制が本格化しているというのが現状です。とはいえ、なかには悪質な会社もありますので、転職の際には必ず確認しましょう。定時に帰る一級建築士って案外かっこいいと思いますよ。

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状13】AIの脅威を意識

建築業界では、AIの登場により、敷地調査や基本設計のプランニングや図面作成、見積もりなどの業務に影響が出ると考えられております。そのため、一級建築士の中には、転職してその分野以外のスキルを身につけようとする人がいるようです。確かにこの現状を踏まえると、いくら優秀な一級建築士でも仕事が減る可能性がありますからね。そう考えても不思議ではないでしょう。ちなみにAIが介入できない業務としては、顧客と密接に関わる仕事が考えられております。つまり、上記であげた提案力やコミュニケーション力があると、AIに仕事を奪われることなく、市場価値の高い一級建築士として活躍できるでしょう。

 

 

まとめ

 

では、これまでの内容をまとめると

 

1 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状1】人手不足傾向

2 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状2】若い建築士が求められている

3 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状3】平均年収は約700万円

4 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状4】大手と中小の給与格差が大きい

5 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状5】公務員になる一級建築士が増加傾向

6 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状6】求められるスキルが増加

7 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状7】解体設計の案件が増加

8 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状8】戸建てよりマンション

9 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状9】提案力が必要

10【一級建築士の転職!!伝えるべき現状10】独立を意識

11【一級建築士の転職!!伝えるべき現状11】副業を始める人が増加

12【一級建築士の転職!!伝えるべき現状12】残業規制が本格化

13【一級建築士の転職!!伝えるべき現状13】AIの脅威を意識

 

 

以上になります。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

一級建築士の現状を踏まえ、転職活動に励んでくださいね。

 

応援しています。