一級建築士の転職ってあり?現状から考えてみる!

一級建築士の資格を生かして転職したい。

だけど、一級建築士の需要がわからず不安…。

 

このような悩みを抱えている一級建築士はいませんか?

 

一級建築士の仕事はAIに奪われるのか?」「一級建築士は飽和状態なのか?」「一級建築士の資格って価値があるのか?」など、一級建築士の中には現状がわからず、転職を躊躇っている方もいることと思います。

 

今回はそんな一級建築士に向けて『一級建築士の現状について』お伝えしていきたいと思います。転職を考える際は現状を把握することが何より大切になってきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。この記事を読めば、一級建築士の現状を簡単に知ることができると思いますよ!

 

 

それではいってみましょう!

 

 

 

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状13選

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状13選

一級建築士の転職!!伝えるべき現状1】人手不足傾向

現在、一級建築士の登録者は50代以上が半数を超え、30代は15%程度、20代に至っては1%にも満たない人数となっています。つまり、一級建築士の有資格者は高齢化が進み、若手の人材が不足しているというのが現状。この傾向は今後も続き、より深刻になっていくと考えられるため一級建築士の需要はより高くなっていくでしょう。転職を考えている一級建築士向けに現状を伝えているサイトでも、そう言ってますよ。

 

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状2】若い建築士が求められている

上述した通り、現在、建築業界は深刻な少子高齢化です。そのため、若い人材は貴重な存在となっており、どの企業も喉から手が出るほど欲しがっているというのが現状です。特に一級建築士に関しては、担える仕事の幅が広いため、今後も多くの企業が一級建築士の獲得に力を入れると考えられるでしょう。一級建築士の現状について紹介しているサイトでも同様のことを述べております。

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状3】平均年収は約700万円

【一級建築士の転職!!伝えるべき現状3】平均年収は約700万円

2019年における職種別の年間賃金総支給額を見ると、一級建築士は702万9000円となっており、全国産業平均より高いというのが現状です。一級建築士が転職を考える場合は、この金額が基準になると考えられますので、恐らく年収700万円が相場だと思います。(会社規模や役職によって差はありますが…)。転職を検討されている一級建築士は参考程度に頭に留めておいてください。もっと詳しく知りたい方は、一級建築士の現状について紹介しているサイトに年収の細かい記載がありますので、ご覧ください。

 

  

一級建築士の転職!!伝えるべき現状4】大手と中小の給与格差が大きい

上述した通り、年収は会社の規模や役職に左右されます。といってもその説明だと抽象度が高いので、ここでは2019年の『賃金構造基本統計調査』をもとに、大手企業と中小企業で年間賃金を比較してみました。その結果、従業員数1000人以上では772万6000円、100~999人では590万7000円、10~99人では450万4000円ということが判明。つまり、建設業では大手と中小との給与格差が大きくなってきているというのが現状です。

  

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状5】公務員になる一級建築士が増加傾向

ここ数年の景気低迷の影響で安定を求め、一級建築士の資格を生かして公務員に転職する人が増えているというのが現状です。なかでも県庁や市区町村の都市開発職は人気の転職先となっており、倍率が非常に高い。一方、メンテナンスや修繕は、審査や指導が中心のため、あまり人気がないというのが現状です。

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状6】求められるスキルが増加

【一級建築士の転職!!伝えるべき現状6】求められるスキルが増えている

ここ数年、地球環境に配慮した「エコハウス」や「ソーラーシステム」など、施主が一級建築士に求めるものが多様化している、というのが現状です。最近は世界的にSDGsエスディージーズ)を求める声が高まっているので、環境に配慮することは仕方のないことだと思いますが、一級建築士の負担を考えると何ともいえないですね(笑)。今後はよりこの傾向が加速すると思いますので、転職を考えている一級建築士は転職先に求められるスキルが増えてくることを念頭に置き、転職活動するようにしてくださいね。一級建築士の現状について紹介しているサイトでも、スキルについて語っていますよ。

  

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状7】解体設計の案件が増加

日本は高度成長期に起こった建設ラッシュの影響で、現在、多くの建物が老朽化しております。そのため、最近は老朽化した建物の解体や改築工事、建て替えなどが増えているというのが現状です。(一軒家でいうとリノベーションと考えてください)。今後はこの傾向は続いていくと思いますので、建物を解体する為の解体計画及び解体設計に精通している一級建築士は転職市場において重宝されるでしょう。一級建築士の現状について解説しているサイトでも似たようなことを言っております。

 

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状8】戸建てよりマンション

近年は未婚率の上昇や、一世帯あたりの子どもの数が減少したことによって戸建住宅の需要が減り、マンション需要が大きく伸びております。そのため、一級建築士はこの現状を踏まえて転職先を探すようにしてください。具体的には戸建てを専門とする設計事務所よりマンションなどを扱うゼネコンへの転職がオススメってことですね。もちろん、戸建てでもリノベーション案件であれば、今後の需要増加は見込みありですけど。

 

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状9】提案力が必要

【一級建築士の転職!!伝えるべき現状9】提案力が求められる

近年、住宅設計は、テンプレートや施工パターンがあらかじめ決められており、それに沿って設計を組み立てる方法が増えております。これにより、低コストで住宅を建設できるというメリットはあるものの、パターン化されて、無個性な住宅になるというのが実情です。そのため、一級建築士は設計だけやっていればいいのではなく、提案力やコミュニケーション力などを養い、付加価値をつけないと市場価値の高い人材にはなれないでしょう。もちろん、人手不足で仕事にくいぱっぐれることはないと思いますが、転職して年収アップを目指すなら提案力やコミュニケーション力は必須です。一級建築士の現状について紹介しているサイトでも、将来についてスキルアップは必須だと述べています。

 

 

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状10】独立を意識

ここ数年は景気低迷のため、会社に依存せず働きたいという人が増えている。そのため、独立を視野に入れて転職する傾向があるというのが現状です。独立(起業)というと大それたことに聞こえますが、今は1円でも株式会社が設立できるくらい誰でも簡単に会社を作れます。また、フリーランス一級建築士として働くといった選択肢も可能です。ちなみに、 独立を視野に入れる場合は、大手企業よりも中小企業の方が有利となっております。理由は仕事を始めから最後までやらせてもらえる環境だからですね。独立を視野に入れる方はぜひこの現状を踏まえ転職活動を行ってください。転職先をお探しの方は、一級建築士の現状を紹介しているサイトに、色々と載っておりますので目を通してみてください。

 

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状11】副業を始める人が増加

コロナウイルスの影響により建築業界でも副業を始める人が増えたというのが現状です。一級建築士は手に職があるため、できる副業が多いんですね。例えば『図面のトレースや補正』『建築に関する記事の執筆』『パースデザイン・図面作成』などです。今後は益々副業の傾向が強くなり、転職先を選ぶ際にも副業可能かどうかが判断軸になるでしょう。

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状12】残業規制が本格化

 

上述した副業ができるようになった要因の一つに残業規制が挙げられます。これまで建築業界は残業が当たり前の業界でした。しかし、時代の煽りを受けここ数年で大幅に変化。いまでは残業規制が本格化しているというのが現状です。とはいえ、なかには悪質な会社もありますので、転職の際には必ず確認しましょう。定時に帰る一級建築士って案外かっこいいと思いますよ。

 

 

一級建築士の転職!!伝えるべき現状13】AIの脅威を意識

建築業界では、AIの登場により、敷地調査や基本設計のプランニングや図面作成、見積もりなどの業務に影響が出ると考えられております。そのため、一級建築士の中には、転職してその分野以外のスキルを身につけようとする人がいるようです。確かにこの現状を踏まえると、いくら優秀な一級建築士でも仕事が減る可能性がありますからね。そう考えても不思議ではないでしょう。ちなみにAIが介入できない業務としては、顧客と密接に関わる仕事が考えられております。つまり、上記であげた提案力やコミュニケーション力があると、AIに仕事を奪われることなく、市場価値の高い一級建築士として活躍できるでしょう。

 

 

まとめ

 

では、これまでの内容をまとめると

 

1 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状1】人手不足傾向

2 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状2】若い建築士が求められている

3 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状3】平均年収は約700万円

4 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状4】大手と中小の給与格差が大きい

5 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状5】公務員になる一級建築士が増加傾向

6 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状6】求められるスキルが増加

7 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状7】解体設計の案件が増加

8 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状8】戸建てよりマンション

9 【一級建築士の転職!!伝えるべき現状9】提案力が必要

10【一級建築士の転職!!伝えるべき現状10】独立を意識

11【一級建築士の転職!!伝えるべき現状11】副業を始める人が増加

12【一級建築士の転職!!伝えるべき現状12】残業規制が本格化

13【一級建築士の転職!!伝えるべき現状13】AIの脅威を意識

 

 

以上になります。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

一級建築士の現状を踏まえ、転職活動に励んでくださいね。

 

応援しています。

 

【一級建築士の転職】ハウスメーカーのメリットとデメリット

 


一級建築士の資格を活かして転職したい…。

だけど、どの会社にするべきかよくわからない。

 

このような悩みを抱えている一級建築士はいませんか?

 

一級建築士が転職するならゼネコンがいい…」「いや、ゼネコンより工務店のほうが…」「いいや、ハウスメーカーが一番に決まっている」など、一級建築士が転職を考える場合、選択肢が豊富にあるため色々と迷うと思います。

 

今回はそんな一級建築士に向けて『ハウスメーカー』について解説していきたいと思います。この記事では、ハウスメーカーの「メリット」と「デメリット」を簡単に説明していきますので、転職を考えている一級建築士は、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

尚、一級建築士ハウスメーカーに転職される方は、大半が設計職を希望されると思いますので、この記事では(一級建築士=設計士)と考えて話を進めていきますね。

 

それでは、いってみましょう!

 

 

 

 

一級建築士の転職】ハウスメーカーとは? 

【一級建築士の転職】ハウスメーカーとは?

 

いきなり一級建築士向けにハウスメーカーへの転職を語りだすと、ハウスメーカーについて詳しくない一級建築士は話についてこれないと思いますので、まずはハウスメーカーのことを軽くご紹介しますね。

 

ハウスメーカーとは?

ハウスメーカーとは、戦後の住宅不足を解消するために、住宅を工業化して大量生産する目的で設立された会社。主に戸建て住宅を中心に、設計と施工、販売を行っている会社って感じです。ハウスメーカーの職種は「設計」「営業」「現場監督」「工場担当」「事務」など細かく分類されており、基本的にそれぞれの部署が連携をとって仕事を進めていくスタイルをとっております。もっと詳しく知りたい方は、一級建築士向けの求人サイトで、ハウスメーカーの求人を見てみるといいでしょう。

 

 

 

 

一級建築士の転職】ハウスメーカーのメリット5つ

 

【一級建築士の転職】ハウスメーカーのメリット5つ

それでは一級建築士ハウスメーカーに転職するメリットをご紹介していきたと思います。一級建築士の資格を活かしてハウスメーカーに転職したい方は、メリットをもとに考えてといいでしょう。

 

一級建築士が転職してハウスメーカーにいくメリット1】働きやすい

一級建築士ハウスメーカーに転職するメリットの1つ目は『働きやすさ』です。具体的に言うと残業と休暇をコントロールしやすいという点です。というのも、建築業界は基本的に残業が多いので、月35時間の残業なんて当たり前。もちろん、ハウスメーカーにも残業はあります。しかし、ハウスメーカーはゼネコンなどと比べて業務の役割分担が細分化されているため、定時に帰る日を作ったりできる。なので、残業と休暇をコントロールしてメリハリをつけた仕事をすることができるんですね。一級建築士向けにハウスメーカーへの転職をオススメしているサイトでも、働きやすさについて言及していますよ!

 

一級建築士が転職してハウスメーカーにいくメリット2】年収が平均より高い

 

一級建築士ハウスメーカーに転職するメリットの2つ目は『年収の高さ』です。といっても大手ゼネコンと比べると劣る。しかし、建築業界全体で考えると、ハウスメーカーの年収は高めとなっております。基本的に初任給から高水準でスタートし、残業代も適正に支払われ、ボーナスも年2回確実に出るようになっている。以上のことから、高水準の年収を狙う一級建築士は大手ゼネコンだけでなく、ハウスメーカーへの転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか。一級建築士向けの転職情報サイトをみると、給料の相場がわかると思いますよ

  

 

一級建築士が転職してハウスメーカーにいくメリット3】収入が安定して上がる

一級建築士ハウスメーカーに転職するメリットの3つ目は『収入が安定して上がる』ことです。ハウスメーカーは基本的に1年経つごとに年収が少しずつ上がっていきます。(もちろん、ボーナスも)。今のご時世、お給料が上がらない会社は当たり前。ですので、毎年お給料がアップするということは一級建築士ハウスメーカーに転職するメリットの一つだと思います。設計事務所からハウスメーカーに転職した一級建築士を紹介しているサイトでも、ハウスメーカーに転職して年収が上がったと言ってますよ。

 

一級建築士が転職してハウスメーカーにいくメリット4】顧客の声を聞ける

一級建築士ハウスメーカーに転職するメリットの4つ目は『顧客の声を聞ける』ことです。ハウスメーカーは大手ゼネコンに比べて顧客との距離が近いため、顧客の気持ちが直に伝わってきます。一級建築士(技術者)にとって顧客の声ほど承認欲求を満たされるものはないはず。実際に一級建築士ハウスメーカーに転職してくる人の中には、この理由で転職してくる方がいらっしゃるそうです。

 

一級建築士が転職してハウスメーカーにいくメリット5】資格支援がある

一級建築士ハウスメーカーに転職するメリットの5つ目は『資格支援がある』です。といっても一概には言えず、ハウスメーカーによって微妙に違います。ですが、一般的にハウスメーカーはどこでもだいたいは資格手当があり、転職者に対して積極的に資格の支援を促しております。一級建築士の皆さんはその資格だけでもう十分かと思いますが、これからはスキルの掛け算により、市場価値の高い人材になれる時代ですので、ハウスメーカーに転職した暁には、何かの資格に挑戦してみることをオススメします。

 

 

 

一級建築士の転職】ハウスメーカーのデメリット5つ

 

【一級建築士の転職】ハウスメーカーのデメリット5つ

続きましては一級建築士ハウスメーカー転職するデメリットをご紹介していきますね。これは先程のメリットにも言えることですが、転職先へのメリット・デメリットはあくまで個人の感想の集積であり、傾向に過ぎませんので、参考程度にしてくださいね。

 

一級建築士が転職してハウスメーカーにいくデメリット1】顧客の苦情が届きやすい

一級建築士ハウスメーカーに転職するデメリットの1つ目は『顧客の苦情が届きやすい』です。つまり上記であげたメリットの裏返しですね。ハウスメーカーは分業制のため、一級建築士が営業を行うことはないと思いますが、営業経由で苦情が届く可能性があります。ハウスメーカーに転職すると顧客との距離が近いというメリットがありますが、反面、理不尽な要求をする顧客の対応を迫られることもあり得ますので、その点は覚悟しておいてください。ハウスメーカーに転職した一級建築士が実体験を語っているサイトでも、同様のことを言っておりますよ。

 

 

一級建築士が転職してハウスメーカーにいくデメリット2】工場とのやり取り

一級建築士ハウスメーカーに転職するデメリットの2つ目は『工場とのやり取り』です。というのも、ハウスメーカーは自社部材の生産工場を所有しているケースがほとんど。そのため基本的には工場製作できる部材設定の中で設計を進めます。しかし、まれに標準部材では対応しきれないプランがある。その場合、工場と打ち合わせをする必要があるのですが、工場のスタッフはマニュアルに沿った設計しかわからない人が多いため、一級建築士の意図がなかなか伝わらないのです。工場での設計はシステム化されているので仕方ないことですが、これだと一級建築士は大変だというのが実情ですね。

 

一級建築士が転職してハウスメーカーにいくデメリット3】営業とのやり取り

一級建築士ハウスメーカーに転職するデメリットの3つ目は『営業とのやり取り』です。というのも、基本的に初期折衝とプランニングは営業主導。設計を担当する一級建築士が初期折衝に同行してプランを作成することはほとんどありません。そのため、ひどい場合だと、プランがないのに初期折衝の段階でほぼ契約が決まり、後から設計を担当する一級建築士設計がチェックして問題が発覚する、なんてことがあるんです。こうなると、一級建築士は、もう契約が決まっているので、何とか辻褄を合わせないといけなくなり、大慌てで対応する羽目になる。ほんと泣きたくなるとは、このことですね。とほほ。一級建築士向けの求人サイトを見てみると、ハウスメーカーの営業について色々と知ることができますので、参考程度に仕事内容をご覧ください。

 

 

 【一級建築士が転職してハウスメーカーにいくデメリット4】設計者責任にされる

一級建築士ハウスメーカーに転職するデメリットの4つ目は『設計者責任にされる』です。というのも、設計を担当する一級建築士は営業と工事との板挟み状態。そのため、上記でご紹介した、自分で作成してない初期プランを営業の初期折衝に合わせて進めていく必要があります。そうなると、初期プランを自分で作成してないので、問題があっても気軽に言い出せず神経を使うし、辻褄を合わせていく段階で問題が発生した場合、設計した一級建築士の責任で対応することになります。もちろん、このような問題を未然に防ぐため、営業に対して、厳しく言うこともできますが、営業は契約を取ることが最大の使命ですので、「絶対に問題がないように契約しろ」とは言えない。悲しい現実です。(笑)

 

一級建築士が転職してハウスメーカーにいくデメリット5】物件量が多い

一級建築士ハウスメーカーに転職するデメリットの5つ目は『物件量が多い』です。

というのも、ハウスメーカーでは、だいたい一人7件を同時に持っている。加えて、それ以外に契約関与や着工中物件がありますので、かなり物件量が多いです。そのため、一級建築士は、図面作業に加えて、現場打ち合わせや工場とのやり取りをしていると結構な仕事量になります。まあ、ハウスメーカーは契約してから着工までが短く回転率を重要視しているのでこればかりは仕方ないですね。こちらに関しては、一級建築士向けの求人サイトハウスメーカーについて調べてみると、よくわかると思いますよ。

 

 

 

 

まとめ

では、これまでの内容をまとめると

 

1【一級建築士の転職】ハウスメーカーとは?

2【一級建築士の転職】ハウスメーカーのメリット5つ

3【一級建築士の転職】ハウスメーカーのデメリット5つ

 

 

以上です。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

一級建築士の皆さんの転職活動を応援しています!

一級建築士が転職に失敗しないために知っておくべきこと

一級建築士として建設会社に勤めているけど…。

今の会社に不満があるから転職がしたい。

 

このように考えている一級建築士はいませんか?

 

「給料が安いから転職したい」「納得いく仕事ができないから転職したい」「人間関係に問題があるから転職したい」など、一級建築士の中には現状に何かしらの不満を抱え、転職を考える方もいると思います。

 

今回はそんな一級建築士に向けて『転職に失敗しないために知っておくべきこと』をご紹介していきたいと思います。この記事では転職における具体的な『失敗例』や『失敗しないポイント』をご紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

それではいってみましょう!

 

 

 

 

一級建築士は転職に失敗することを考えるな

一級建築士は転職に失敗することを考えるな


 

一級建築士は手に職をつけているため転職に失敗しても仕事にあぶれることはない。こう考えている一級建築士が大半だと思いますが、転職に失敗するとメンタルが弱ってしまうため、精神衛生上よくありません。そこで、まずは転職に失敗することを恐れなくていい理由を3つご紹介していきたいと思います。この理由を知っておくと、転職に失敗しても精神的に余裕がもてると思いますので、ぜひ覚えておいてくださいね。(一級建築士の転職体験記では、34歳で転職に失敗したけど、その後、前向きに取り組む姿が描かれております)

 

 

一級建築士が転職に失敗してもいい理由1】活躍できる職種が豊富にある

一級建築士は建設業界だけでなく、不動産業界や建築事務所のサポートやアドバイス、各種管理などを行うプロジェクトマネジメント会社(PM/CM会社)や、インテリアコーディネーターなど幅広い職種で活躍することができます。つまり、仕事が豊富にあるため転職に失敗しても、困らないってことですね。一級建築士の転職事情についご紹介しているサイトでも、一級建築士は職種が豊富にあるので、転職失敗に恐れるなといってます。

  

 

一級建築士が転職に失敗してもいい理由2】一級級建築士は人手不足

【一級建築士が転職に失敗してもいい理由2】一級級建築士は人手不足

一級建築士は年々受験者数が減り、近年では3万人程度になっております。また、一級建築士は有資格者の高齢化が進み若手の人材が不足している状況。以上のことから、転職に失敗しても需要があるので心配無用なのです。

 

一級建築士が転職に失敗してもいい理由3】仕事がなくなる心配がない

一級建築士が携わる仕事は人々の暮らしに関わること。つまり人間がいる限り建築関係の仕事がなくなることはないのです。最近では、一級建築士の仕事がAIに取って代わられてしまうのではないかといわれていますが、一級建築士にしかできない創造性や顧客の意図を汲み取る力などは多く、仕事がなくなることないでしょう。以上のことから、転職に失敗しても悩む必要などない。失敗なんて怖がる必要はないのです。一級建築士向けに転職の失敗理由を解説しているサイトでも、建築業界の仕事は将来性があるといっております。

 

 

 

一級建築士の転職でよくある失敗3つ

一級建築士の転職でよくある失敗3つ

ここでは一級建築士の転職でよくある失敗を3つご紹介します。一級建築士の皆さんは結構やりがちな失敗なので、同じ轍を踏まないように注意するようにしてくださいね。

 

一級建築士が転職でよくある失敗1】給与を理由に転職して失敗

一番多い転職の失敗が給料に関すること。特に求人サイトに載っている『経験○年〜月給〇〇万円』や『資格手当○万』を信じて転職したけど、蓋を開けてみるともらえなかったという失敗が多いようです。この失敗を防ぐには面談時にしっかりと確認するしか方法はないので、金銭に関する疑問はすべて確認するようにしましょう。確認しないと後でそんなはずじゃなかった、失敗した!と悔やむことになりますよ。一級建築士に向けて転職に失敗しないコツを紹介しているサイトでも、同じようなことをいっております。

 

 

一級建築士が転職でよくある失敗2】転職エージェントを使わないことで失敗

【一級建築士が転職でよくある失敗2】転職エージェントを使わないことで失敗

一級建築士が転職に失敗するケースとして転職エージェントを利用しないことが挙げられます。というもの、いくら優秀な一級建築士でも自分のことはわからないものなので、自己分析が甘いという例がよく起こります。失敗が起こりやすくなるんです。自力で転職することは決して悪いことではありませんが、転職エージェントを利用すると、履歴書の添削や面接のアドバイス、転職先との年収の交渉まで行ってくれますので、転職に失敗したくない一級建築士にはオススメです。27歳一級建築士が転職活動について語っているサイトでも、転職エージェントを利用して失敗を回避したと書いております。

 

 

一級建築士が転職でよくある失敗3】ブラック企業に転職して失敗

一級建築士は高給の求人が多い分、ブラック企業も多いです。最近は働き方改革の導入により労働環境が改善されておりますが、いまだにブラック企業が存在するのが実情。では、どうすればブラック企業を避け、転職に失敗しないで済むのか?それは上記で示したように転職エージェントを利用することです。転職エージェントは転職のプロなので、その点のアドバイスがしっかりしており、ブラック企業に転職して失敗するということはまずないでしょう。一級建築士向けに転職の失敗理由について紹介しているサイトでも情報収集の大切さを伝えていますよ!

 

 

 

 

一級建築士が転職に失敗しないためのポイント5つ

一級建築士が転職に失敗しないためのポイント5つ

一級建築士が転職で失敗しないためのポイント1】転職時期を選び失敗を避ける

一級建築士が転職をする場合、ほとんどが働きながらだと思います。ということは、転職時期を間違えれば、ゆとりのない状態での活動になり身が入らない。もしくは今の会社に迷惑をかけるといった事態も考えられるでしょう。そこでオススメなのが転職時期を考えて行動するということです。具体的には、職建築業界全般が閑散期になる2月と8月を狙うといいでしょう。業務で忙しいと転職活動も中途半端になり転職失敗の確率が上がる。だから余裕のある閑散期を狙うわけです。精神的にゆとりのない状態での転職は失敗のもとなので絶対にやめましょうね。一級建築士向けに転職の失敗理由と成功例について紹介しているサイトでも、建築業界の転職時期を見極める重要性を語っています。

 

 

一級建築士が転職で失敗しないためのポイント2】キャリアを考えて転職する

【一級建築士が転職で失敗しないためのポイント2】キャリアを考えて転職する

一級建築士にとって勤め先を選ぶことはあなたが考えているよりも重要です。というもの、
一級建築士の皆さんは上記で説明した通り、仕事の幅が広いため選択肢がたくさんあります。それゆえ、曖昧な基準で仕事を選んでしまうと、今後転職する際に「なぜこの会社を選んだのか」という理由が説明できず、面接官に与える印象が悪くなり、転職に失敗するといった事態に陥りかねません。そうならないためにも転職の際はキャリア形成を意識して応募先を選ぶようにしてください。もちろん、キャリアなんて、後からこじつけて説明できると思いますが、転職で失敗するリスクを減らしたいなら、ストーリーになるようなキャリア作りを意識していくといいでしょう。一級建築士向けに転職の失敗理由を紹介しているサイトでも、キャリアの大切さを述べています。

 

 

一級建築士が転職で失敗しないためのポイント3】自分の実力に合った会社に転職する

一級建築士が転職する場合、自分の実力にあった会社を選ばないと失敗するので気をつけてください。というもの、自分の実力よりも上のレベルの会社を選んでしまうと、求められるレベルについていけず仕事が任せられなくなり、その結果年収が下がってしまうというリスクあります。そうなると必然的に居心地が悪くなり、場合によっては一年も経たない内に別の会社への転職することになってしまうでしょう。自分に自信を持つことはいいことですが、過大評価しすぎると転職失敗のもとになりますので気をつけてくださいね。

 

一級建築士が転職で失敗しないためのポイント4】引き継ぎしてから転職する

一級建築士が転職する場合、引継ぎはしっかり行うようにしてください。というのも、一級建築士は抱えている業務が多いため、予め準備をしておかないとすべて綺麗に引き継ぐことは難しい。その結果、会社に迷惑を与えかねません。今後関わることはないかと思いますが、建築業界は横つながりがある業界なので、禍根を残さないようしっかりとしておきましょう。

 

一級建築士が転職で失敗しないためのポイント5】求める条件を決めて転職する

一級建築士が転職する際には、何が目的で転職するのかを明確にしてから転職先選びを行いましょう。というもの、何度もお伝えしている通り、一級建築士の勤務先は膨大にあるため、選択肢に迷う。その結果、転職しようと思った動機を忘れるといったことになりかねません。そうならないためにも、『年収UP』『スキルUP』など目的を明確にしておくことで、漠然と転職先探しをするのではなく効率よく転職先を見つけることができるでしょう。また、求める条件が明確だとミスマッチが起こりにくいため、転職に失敗することも減りますよ。

 

 

まとめ

 

では、これまでの内容をまとめますと

 

1 一級建築士は転職に失敗することを考えるな

2 一級建築士の転職でよくある失敗3つ

3 一級建築士が転職に失敗しないためのポイント5つ

 

以上になります。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

これまで、転職の失敗についてご紹介してきましたが、一級建築士の皆さんはあまり心配する必要ないと思います。なぜなら、一級建築士という仕事は技術職であり、いくらでも需要がある。つまり、転職に失敗しても問題ないのです。

 

応援しています。

 

一級建築士の転職!40代に向けて徹底解説!

一級建築士が40代から転職するってどうなの?

 

このような悩みを抱えている一級建築士の方はいませんか?

 

「今の会社にいても給料が上がらないから転職したい…」「一級建築士として実力を試したいから転職する…」「もっと職場環境の良い会社に転職したい…」など、一級建築士のなかには、会社に不満を抱き、転職を考えている人もいることと思います。

 

今回はそんな一級建築士に向けて「40代一級建築士の転職事情」について解説していきたいと思います。この記事では40代一級建築士の皆さんの役に立つよう40代からの転職で『気をつける点』や『大切な点』を簡単に解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。尚、見出しにもある通り、この記事は40代の一級建築士を対象としておりますので、あらかじめご了承くださいね。

 

それではいってみましょう!

 

 

 

一級建築士の転職】40代が最初にやるべきことはリサーチ 

【一級建築士の転職】40代が最初にやるべきことはリサーチ 

40代一級建築士が転職する場合、まずは転職市場の動向を調べることから始めましょう。こちらを調べておくと一級建築士のニーズが分かりますので、自信を持って転職活動に臨めると思いますよ。

 

一級建築士の転職市場の動向

現在、建築業界は人手不足が続いており、売り手市場となっております。特に一級建築士の需要は右肩上がりの状況です。なぜなら、最近では建築物やインフラの老朽化による改修やリノベーションが増加しており、一級建築士が活躍できる場が沢山ある。また電気設計などの設備管理やメンテナンスに関わる企業での需要も増加している状態となっております。以上のことから、40代一級建築士は転職市場において十のある人材だと言えるでしょう。一級建築士の登録者数をご紹介しているサイトでも人手不足に触れておりますので、一度ご覧になってみてください。

 

 

 

一級建築士の転職】40代は業界における自分の価値を知るべき

【一級建築士の転職】40代は業界における自分の価値を知るべき

一般的に転職市場においては20代・30代が有利とされております。しかし建築業界は例外です。特に一級建築士においては40代の市場価値が高く転職に有利でしょう。というのも、40代一級建築士は経験豊富で任せられる仕事が多いからです。例えば、現場なら管理者、設計事務所では設計チーフとして、指導的な立場で仕事に従事できるし、ときには中堅幹部として後輩の人材育成や指導もできる。このようなことから40代一級建築士は、転職市場において価値が高い人材となっております。優秀な40代一級建築士だとヘッドハンティング設計事務所などに引き抜かれ転職することも可能ですので、転職を検討されている40代一級建築士は積極的にいろんな場所に顔を出してみるといいでしょう。40代一級建築士を歓迎しているサイトを見るとよく分かりますよ。

  

 

一級建築士の転職】40代は転職して年収が上がる

【一級建築士の転職】40代は転職して年収が上がる

上記でご紹介して通り一級建築士は転職市場において価値が高い人材。つまり、いい条件で転職することが可能となっており、年収が上がるケースが多いんです。(本人の実績によるので絶対ではありませんが…)最近では、建築設計や構造設計といった高いスキルを持つ一級建築士の場合、転職によって年収は1,000万円を超えるといったところも珍しくありません。ちなみに、どのような会社に転職すれば年収が上がるのは、サラっとご紹介しますね。

  

スーパーゼネコンへの転職

40代一級建築士として年収1000万以上を目指すなら、スーパーゼネコンへの転職をオススメします。(もちろん簡単ではありませんよ。笑)

スーパーゼネコンは名前の通り会社の規模が大きいため福利厚生が充実していますし、ボーナスも多い。そのため、管理職や役員クラスになると年収1000万も夢ではありません。ただし、難点もあります。それは転勤が多いことです。(会社によりますが…)

聞くところによると現場ごとに転勤があるみたいなので、その度に転勤になるとか…。

実際に僕の知り合いは単身赴任を繰り返していました…。40代一級建築士の方でこの条件に問題なく、スーパーゼネコンへの転職ができるなら、個人的にはオススメです。

 

 

プラントメーカーへの転職

40代一級建築士の方にとってプラントメーカーは異業種のように思いますが、実は活躍できる場面が多くある仕事です。実際にプラントメーカーで求人を検索すると一級建築士の資格を持っている方優遇などの求人もちらほらあります。で、なぜ、プラントメーカーの転職をすすめるかというと、ズバリ年収が高いからです。(笑)。40代で年収1000万を超えている人がザラにいる業界。それがプラントメーカーなんです。少し建築とは離れてしまいますが、年収を上げたい40代の一級建築士は転職候補にプラントメーカーを入れてみてはいかがでしょうか。実際にプラントメーカーの求人を見ると、一級建築士を求める企業がたくさんあります。

  

 

一級建築士の転職】40代は転職して安定を求めるのもあり

【一級建築士の転職】40代は転職して安定を求めるのもあり

安定を求める40代一級建築士にオススメの転職先。それは公務員です。こちらは上記でご説明した会社と違い、公務員の建築士なので年収が上がることはほぼありません。(人によっては下がる可能性があります)一方で、休日がしっかり取れて家族との時間を増やせたり、福利厚生が充実してたりと民間企業にはない特徴がある。40代一級建築士の方で、転職後に安定を求めたいという方はぜひ公務員への転職を考えてみてはいかがでしょうか?

とオススメしておきながら申し訳ないですが、難点が一つ。それは年齢制限があることです。最近では就職氷河期の世代を支援する動きが高まっているので、30代後半から40代に採用の門戸が広がりつつありますが、それでもごく少数。ですので、40代一級建築士が公務員に転職することはハードルが高くなっております。オススメして申し訳ないですが、これが現実です。もし、どうしても40代一級建築士から公務員に転職したいという方は、こまめに求人サイトをチェックしてください。自治体によっては社会人採用枠を増やし、40台以上の受け入れを強めているところもありますので、運よく出会えるかもしれませんよ。

ちなみに自分ではどうしていいか分からないって方は転職エージェントを利用して相談してみるのも手だと思います。詳しくは40代一級建築士の転職事情についてご紹介しているサイトをご覧ください。

 

 

一級建築士の転職】40代から異業種に行くのってあり? 

【一級建築士の転職】40代から異業種に行くのってあり? 

40代一級建築士が異業種に転職するのはアリだと思います。なぜなら、一級建築士は業務を通じて『マネジメント力』『コスト管理力』『課題克服力』など、様々なスキルを身につている。それゆえ、幅広い業界で活躍できるのです。これらの能力と建築の専門性を活かせば、40代一級建築士でも異業種に転職できると思いますよ。ということで、オススメの業種を3つご紹介しますね。

 

1 ITエンジニアへの転職 

40代一級建築士の方で将来性を重視するなら、思い切ってITエンジニアに転職するのもありでしょう。理由は、ご存知の通りIT業界はまだまだ伸びしろがたくさんあるからです。といってもITスキルゼロの人間が40代から勉強して転職するのは現実的ではありません。なので、デジタル化に力を入れている建築業界に転職して、専門性を活かして業務に従事しつつ、ITスキルを身につけていくといいでしょう。一級建築士の資格を取得した皆さんなら難しいことではないと思いますので、転職候補として考えてみてはいかがでしょうか?

 

2 デベロッパーに転職

デベロッパーは給料が良くて稼げるので40代一級建築士の転職先としてオススメです。

というもの、デベロッパーは土地の再開発などを行うわけですから、扱う金額も建物の規模も大きい。そのため、社員の給料も必然的に高くなりやすいんですね。また、開発するには建物を建てる必要があるため建築の知識がある人が優遇されます。以上のことから、40代一級建築士にとってデベロッパーは良い転職先かと思います。

 

3 地方創生の会社に転職

40代一級建築士の方でのんびりと過ごしたいなら地方創生の会社に転職することをオススメします。なぜなら、40代一級建築士は条件よく転職できるとはいえ、建築業界が忙しいので、残業など当たり前。それに比べて、地方創生や地方再生は激務の会社が少なく、のんびりと働くことが可能となっております。(これも会社によりますよ。笑)

転職サイトで『地方創生』や『地方再生』と検索すれば、いろんな会社が出てくると思いますので、一度検索してみてはいかがですか?40代一級建築士の方で、のんびり働きたい方には非常にオススメの転職先だと思いますよ。

以上が異業種のオススメです。

その他の職種について知りたい方は、40代一級建築士向けの求人サイトを見てください。こちらの40代一級建築士向けの求人サイトもオススメです。

 

 

一級建築士の転職】40代に伝えておきたいこと

【一級建築士の転職】40代に伝えておきたいこと

最後に、40代一級建築士で転職を考えている人向けに転職のメリットをお伝えしたいと思います。

 

40代一級建築士は重宝される

冒頭で述べた通り、建築業界は人手不足の傾向にあります。特に一級建築士の有資格者は高齢化が進み、若手の人材が不足している状況。ですから、40代一級建築士が活躍できる時代はあと何十年とあります。そのため、企業は今のうちから一級建築士を確保しておこうとなりますので、40代でも転職しやすくなっているのが実情です。

40代一級建築士についてご紹介しているサイトでも同様のことを言っていますよ!

  

40代一級建築士が活躍できる職種は多い

上記で述べたように、40代一級建築士は建設業界だけでなく異業種でも活躍できます。例えば建築の専門性と『マネジメント力』を合わせれば、建築築事務所のサポートやアドバイス、コンサル業などを請け負うことも可能。そのため、40代一級建築士は転職する際に建築業界だけでなく、さまざまな業種を調べ、転職候補にしてみるといいでしょう。

 

40代一級建築士から公務員として働くことも可能

40代から専門性を生かして公務員になれるというのは、転職において非常にメリットではないかと思います。もちろん、年齢制限があるため、ごくわずかの社会人採用枠を競うことになり、ハードルが高いですが、転職できる可能性はゼロではありません。最近では県庁や市区町村の役所でも、都市開発や建築の専門職として、40代の一級建築士を求めてますのでトライしてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

では、これまでの内容をまとめると

 

1【一級建築士の転職】40代が最初にやるべきことはリサーチ

2【一級建築士の転職】40代は業界における自分の価値を知るべき

3【一級建築士の転職】40代は転職して年収が上がる

4【一級建築士の転職】40代は転職して安定を求めるのもあり

5【一級建築士の転職】40代から異業種に行くのってあり?

6【一級建築士の転職】40代に伝えておきたいこと

 

以上になります。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

人生100年時代。

40代の皆さんはまだ半分も過ぎておりません。

人手不足の建築業界において40代の一級建築士は一番脂がのっているときです。

転職するときは強気でガンガン攻めていきましょう。

 

応援しています!

一級建築士の転職先ってどこ?30代に向けて徹底解説!

一級建築士の転職先ってどんなところがあるの?」

 

このような疑問をお持ちの一級建築士はいませんか?

 

一級建築士の資格は建築業界以外では活かせない…」「一級建築士でも30代になると転職が難しい…」「一級建築士は転職して給料が上がることはあるの?」など、建築業界で働いている人の中には、一級建築士の価値がわからず、転職に踏み込めない方もいることと思います。

 

今回はそんな方に向けて『一級建築士の転職事情について』解説していきたいと思います。

この記事は転職を考えている一級建築士に向けて、転職で気をつけることや重要なポイントをご紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。尚、見出にもある通り、30代の一級建築士を対象にしておりますので、予めご了承くださいね。

 

それでは、いってみましょう!

 

 

一級建築士から転職する30代がはじめにやるべきこと

一級建築士から転職する30代がはじめにやるべきこと

一級建築士から転職するとき、はじめにすることは『自信を持つことです!』

と言うのも、一級建築士から転職する場合、なぜかネガディブな印象が強い。

例えば「一級建築士の資格は建築業界以外で評価されない」とか「建築業界は入社年次を気にするから30代の一級建築士でも扱いが酷くなる」など、とにかく暗いイメージばかり。

しかし実情はまったく違います。実際に30代一級建築士で転職を成功させた方の中には、一級建築士の知見を活かして『コンサルタント会社』に転職された方もいる。それに入社年次に関しても一級建築士は実力勝負なので、ほとんど関係ありません。ですから、30代一級建築士で転職を考えている方は、まずは自信を持ちましょう!難関な国家資格を取得された皆さんなら、どの会社に行っても活躍できると思いますよ。30代一級建築士の転職事情について解説しているサイトでも同様のことを言っております。

 

 

 

一級建築士から転職する30代は自分の価値を知ろう

一級建築士から転職する30代は自分の価値を知ろう

転職市場での価値を知ることはとても大事。一級建築士の皆さんも例外ではありません。30代の自分が建築業界でどの程度求められているのか、まずはそれを知ることが一級建築士の資格を活かして転職を成功させる鍵になるでしょう。

では、30代一級建築士は転職市場で求められているのでしょうか?

実は建築業界では20代より30代一級建築士のほうが採用されやすかったりします。というもの、30代で一級建築士の資格を持っているということは実務経験が豊富にあり、一人で業務をこなせる証拠。(20代の一級建築士でひとり立ちできる人は少ないです)

 そのため、建築業界では30代一級建築士の印象が良く、即戦力として採用したがる企業が多いんです。30代の一級建築士なら、設計も自分自身でこなせるし、現場を仕切ることもできますからね。

 一般的に考えると30代は20代より転職は大変になると言われていますが、一級建築士の場合は例外です。技術者は熟練しているほうが、転職市場での価値が高いんですね。歳を経ると市場価値が上がっていくというのは、職人に与えられた特権かもしれません。一級建築士向けの求人サイトをご覧になると、30代一級建築士の需要がよくわかると思いますよ!

 

 

一級建築士から転職する30代は収入の心配をするな

一級建築士から転職する30代は収入の心配をするな

30代の一級建築士を求めている企業が多いということは、提示される条件もいいということ。つまり、30代一級建築士の転職では、より高い報酬やスキルアップのために転職を行なうことも可能だということです。(企業によりますので絶対ではありません)。

実際に30代の一級建築士が転職して収入がアップした、という話は珍しくありません。ですから、30代一級建築士の皆さんは転職の際に弱気にならず、年収の交渉をしてみるといいでしょう。また、設計事務所においては、高い報酬で引き抜きを行なうようなヘッドハンティングが行われるケースもありますので、そちらから転職してみるのもいいですね。30代一級建築士を歓迎している求人サイトをご覧ください。こちらは年収700万から1000万の求人のみになっておりますので、転職後に年収アップするイメージがつきやすいと思いますよ。

 

 

一級建築士から転職する30代が気をつけること

一級建築士から転職する30代が気をつけること

さて、ここでは30代一級建築士の転職で気をつけるポイントをご紹介していきます。

 

30代一級建築士は自己分析を徹底しよう

30代一級建築士が転職する場合、自分の実力や身の程をわきまえないといけません。

一級建築士の資格があるからと自分の実力より上の会社を選んでしまうと、求められるレベルについていけず成果を出せない。その結果、転職前より年収が下がってしまうというリスクがあります。30代一級建築士の中には転職先の仕事についていけず、すぐ別の会社に転職するといったこともありますので、注意しましょうね。一級建築士の資格を生かせる仕事を見ると、求められる仕事内容が書いてますので、ここを参考にするといいでしょう。

 

  

30代一級建築士は転職するタイミングを見定めよう

転職において、タイミングやめぐり合わせは非常に大事なポイントとなっております。というのも、転職市場は景気変動の影響を受けやすいので、買い手市場になったり売り手市場になったりと変動が激しい。また『条件が良い求人』はすぐに応募が締め切られるので、いくら30代一級建築士として実力があっても、応募すらできないこともあり得ます。以上のことから、30代一級建築士の皆さんは、常日頃から求人サイトをチェックし、30代一級建築士向けの『条件の良い求人』を見逃すことがないようにしてくださいね。

 

 

30代一級建築士は転職先に求める条件を決めておく

『今の職場に不満があるから転職したい!』このような場合、転職先に求める条件を決めずに転職活動を行うことが多いと思いますが、危険なのでやめましょう。というのも、職場に求める条件が不明確だと、不満があればまた転職するといった事態になりやすいからです。なので、30代一級建築士で転職を考える人は、これだけは譲れないという条件を決めておくようにしましょう。そうすれば、多少の不満があっても自分が大事にする条件を満たせているため、転職を踏みとどまるはず。条件を求めることは悪い印象がありますが、転職において重要な要素なのでしっかりと決めておきましょう。転職先に求める条件としては『年収をあげたい』『残業の少ない会社がいい』などが多いと思いますよ。30代一級建築士の転職先を紹介しているサイトでも、条件を求める大切さを語っています。

 

 

30代一級建築士はエージェントを利用しましょう

30代一級建築士が転職する場合、転職エージェントの利用をオススメします。というもの、転職エージェントは求人先の情報を豊富に持っており、一級建築士の皆さんにあった魅力的な求人をたくさん紹介してくれます。加えて、転職エージェントは業界や会社に関する内部事情を知っていたり、面接の対策をサポートしてくれるので、一人で転職をするより転職の成功確率が高くなります。特に、30代一級建築士の皆さんで面接に自身のない方は事前に転職エージェントと練習するだけで、かなりリラックスして本番に臨めると思いますよ。

 

 

30代一級建築士は退職手続きを忘れるな

転職先が決まって職場を退職するときは、引継ぎをしっかり行うようにしましょう。特に、30代一級建築士の皆さんは責任あるポジションを任されている方が多いはず。そのため、引き継ぎが疎かになると会社に迷惑をかける恐れがあります。退職する会社だから関係ないと思うかもしれませんが、建築業界は横のつながりが強いため悪い評判がたつかもしれない。30代一級建築士の皆さんは、そうならないためにも転職する際の引き継ぎはしっかりしましょう。あと、忘れてはいけないのは、転職先が決まったらすぐに直属の上司に退職する旨を伝えること。というのも、転職先から「雇用保険被保険者証」「年金手帳」などの提出を求められるため、予め準備しておかないと転職にもたつくからです。そういう意味でも上司に伝えておけば、おのずと経理担当に話が行くので、問題ないでしょう。

 

最後に30代一級建築士が転職した場合のメリットとデメリットをご紹介します。

 

一級建築士から転職する30代のメリットとデメリット

一級建築士から転職する30代のメリットとデメリット


 

30代一級建築士のメリット

30代の一級建築士は専門性があるため転職市場での価値が非常に高い。そのため同業界、異業種問わず転職によって高収入を狙うことが可能となっております。また、30代一級建築士を欲しがる企業が多いことから、労働時間や業務内容など、条件の提案がしやすくなっております。つまり、30代一級建築士は転職によって収入を上げやすいし、好条件で働けるってことですね。30代一級建築士の転職を推奨しているサイトでも同様のことを言ってもますよ!

 

30代一級建築士のデメリット

30代一級建築士は転職により収入を上げやすい分、責任あるポジションを任されることから、これまでよりも激務になる可能性が大きいです。もちろん転職時に条件の交渉をして、残業などを減らすことは可能でしょうが、それだと収入も下がってしまうでしょう。また、先ほどの引き継ぎの項目で解説しましが、30代一級建築士は任されている仕事が多いため、引き継ぎにより元同僚との人間関係が悪化することも考えられます。

ですので、繁忙期の転職などは避けるようにしてください。(元同僚との人間関係を気にしない30代一級建築士の方はお好きな時期にどうぞ。笑)

 

 

まとめ

さて、これまでの内容をまとめると、

 

1 一級建築士から転職する30代がはじめにやるべきこと

2 一級建築士から転職する30代は自分の価値を知ろう

3 一級建築士から転職する30代は収入の心配をするな

4 一級建築士から転職する30代が気をつけること

5 一級建築士から転職する30代のメリットとデメリット

 

以上になります。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

これまでの項目でご紹介した通り、30代一級建築士は市場価値が高い。

ですから、自信を持って転職活動に励んでくださいね。

 

応援しています!

一級建築士を目指して転職する20代が知っておくべきこと

一級建築士になりたい。

だけど20代未経験から一級建築士になれるか不安…。

 

このような悩みを抱えている人はいませんか?

 

「20代未経験から転職して一級建築士になることはできるの?」「20代未経験から転職して一級建築士になる方法がわからない」「20代未経験で転職して一級建築士になるには学校に行くべき?」など、20代未経験から転職して一級建築士を目指す人の中には、辿るべきルートがわからず、キャリアチェンジに不安を抱えている人もいることと思います。

 

今回はそんな方に向けて『20代未経験から一級建築士になる方法』をご紹介していきたいと思います。一級建築士の資格概要から順番に解説していきますので、一級建築士に興味がある方は、ぜひ最後までお付き合いくださいね。尚、この記事は見出しにある通り、20代の方を対象にした内容となっておりますので、該当しない方はご注意くださいね。

 

それでは、いってみましょう!

 

 

一級建築士を目指して転職する20代は事前に仕事内容を調べよう 

一級建築士を目指して転職する20代は事前に仕事内容を調べよう 

未経験から一級建築士を目指して転職する20代の中には、仕事内容を理解していない方も多いはず。というわけで、ここでは一級建築士を目指す20代に向けて、一級建築士の仕事内容を簡単に説明していきますね。ざっくりと知っておくだけでも、実際に働くイメージがつくと思いますし、転職活動にも身が入ると思いますので、すべての項目に目を通してくださいね。20代未経験から転職して一級建築士を目指す場合、長い道のりになると思いますので、まずは仕事内容を見て『好きになれそうか』を確認してみるといいでしょう。というわけで一級建築士の仕事内容をご紹介していきます。

 

一級建築士が担当する3つの設計業務】

1 意匠設計

意匠設計とは、建主の意向を聞き取り、使用用途、周辺環境、接道条件等を総合的に勘案し、建物の概略を計画する仕事です。恐らく20代未経験から建築業界に転職される方は、この仕事を目指す方が一番多いのではないでしょうか。建築転職ナビのサイトを見ると、より詳しく解説していますよ!

 

2 構造設計

構造設計とは、意匠設計で計画された建物が、大規模な地震や台風といった自然災害で大きなダメージを受けた場合に人命を守る事ができる建物となるよう、梁や柱の太さなどを、計算によって導き出したりする仕事ですね。もっと知りたい方は上記同様、建築転職ナビのサイト一級建築士の構造設計について載ってますのでご覧ください。

 

3 設備設計

設備設計は「電気」「給排水」「空調」「通信」といった、建物の中のインフラを計画する設計業務です。こちらは意匠設計と違って、20代から一級建築士を目指す転職者に人気のない仕事内容です。(笑)こちらも上記同様、建築転職ナビのサイトにより詳しい解説が載っております!

一級建築士が担当する工事管理業務】

工事監理は設計業務を終えた後に自分の設計が『図面や仕様書の通りに施工されているか』を監理する仕事ですね。一級建築士の仕事には、こう言った管理業務もありますので、一級建築士は『クリエイティブな仕事』だけやると勘違いしないように。

 

以上がざっくりとした一級建築士の仕事内容です。

とりあえず、一級建築士を目指して転職する20代の方は、これさえ把握していれば問題ないでしょう。(一級建築士の仕事内容を見て、合わないと思ったら諦めましょうね。笑)

 

 

一級建築士を目指して転職する20代は未経験の違いを知ろう 

一級建築士を目指して転職する20代は未経験の違いを知ろう

「20代未経験から一級建築士になることはできますか?」

 

もし、このような質問をされたら、僕は『なれます!』と自信を持って答えるでしょう。

 

ただし…。

 

20代未経験といっても、完全な未経験と『実務未経験』では返事が変わってきます。

というのも、実務未経験者とは、大学の建築科や土木科を卒業している人のことを指す。
つまり、建築について基礎的な知識や見聞はあるものの、仕事として建築業界に携わったことがない20代のことです。「え?それって何か関係あるの?」

と思われた転職者の皆さん。実は物凄く関係あるんです。むしろ、20代未経験から転職して一級建築士なれるかどうかは、これによって大きく変わってくるといっても過言ではありません。なぜなら、上記の点は、『二級建築士の受検資格』を得るための年数に関係があるからなんです。

残念ながら、一級建築士の資格というのは、二級建築士の資格がないと受験できない。そのため、20代未経験から転職して一級建築士を目指すには、はじめに二級建築士の資格を取る必要があるんですよ。(タイトルを『20代未経験から転職して二級建築士を目指す』にしたほうが分かりやすかったですね。笑)

 

転職活動中の20代にとってはなんだか気が遠くなるような話ですが、これが現実。20代未経験から一級建築士になる道は果てしなく長いのです。だから、20代未経験から転職して一級建築士を目指す人は、この現実を受け入れ、覚悟を決めてから転職活動するようにしてくださいね。

 

ちなみに、二級建築士の受験資格は以下の4通りです。

 

1 学校で建築を学んでない転職活動中の人…実務経験7年以上が必要

2 大学・短大・高専建築学科を卒業した転職活動中の人…実務経験不要

3 大学・短大・高専の土木科を卒業した転職活動中の人…実務経験1年以上が必要

4 高校の建築科・土木科を卒業した転職活動中の人…実務経験3年以上が必要

 

20代完全未経験から一級建築士を目指す場合、二級を取得後に4年以上の実務経験が必要になります。つまり、いま一級建築士を目指して転職活動中の20代は転職を成功させても、7年の実務経験+4年の実務経験を経て、ようやく一級建築士になれるのです。

 

20代完全未経験から転職して一級建築士を目指すことは不可能ではないですが、相当な努力と粘り強さが必要。そのため、上述した仕事内容を見て『好きになれそうか』を判断軸にするといいでしょう。20代完全未経験から転職を成功させ一級建築士を目指す方は『好きな気持ち』がないと、ほぼ途中で挫折すると思いますよ。

 

と、ひと通り説明した後で個人的な見解を述べます。

冒頭で20代未経験でも一級建築士になれますと言いましたが、20代完全未経験からは難しいと思っています。もちろん、不可能ではありません。しかし20代完全未経験だと一級建築士になるまでに10年以上の時間を要するので、道のりはかなり険しい。そのため、よほど強い思いと覚悟がないと20代完全未経験から一級建築士になることは厳しいでしょう。20代から一級建築士を目指すことについて解説しているサイトでも、20代完全未経験から転職して一級建築士を目指すことは難しいと言ってますよ!

  

 

一級建築士を目指して転職する20代は資格について調べよう 

一級建築士を目指して転職する20代は資格について調べよう

一級建築士を目指して転職活動中の皆さんは、資格がなくても建築士の仕事ができることをご存知ですか?

実は20代、30代などの年齢や経験に関係なく、建築士として働くだけなら、一級建築士の資格がなくても大丈夫なんです。というのも、建築業界には「管理建築士制度」がある。これによって設計業務を行う会社は有資格者の管理者を一人立てれば、20代未経験でもその下で働くことは可能となっているのです。

なんだか、この説明だと『受検資格を得るためには実務経験が必要』という条件は矛盾しているように聞こえますが、管理建築士制度があるから建築士志望者が実務経験を積める仕組みになっている。つまり20代未経験から一級建築士を目指して転職する方にとって、非常にありがたい制度なんですね。20代未経験から一級建築士を目指す方法をご紹介しているサイトでも、同様のことを言ってますよ。

 

 

一級建築士を目指して転職する20代は辿るべき道は2つ

一級建築士を目指して転職する20代は辿るべき道は2つ

さて、これまで20代に向けて、一級建築士の仕事内容や概要などをご紹介してきました。

なんとなくご理解いただけましたか?

頭が混乱している方に向けて、念のため整理しておきますね。

20代未経験が一級建築士を目指す場合、辿るべきルートは2つです。

 

 

建築系の学校に通う

20代未経験から一級建築士を目指すなら転職よりも学校をオススメします。というのも、建築学科を卒業すれば、実務経験なしで二級建築士資格を受検できる。そのため、無理して基礎知識がないまま、転職するより、20代という若さを活かして建築系の学校に入り卒業したほうが一級建築士への道が早くなるでしょう。なかには、もう20代だからと転職して実務経験を積みたがる人もいると思いますが、長い目で見ると、基礎基本を理解できている人のほうが伸びるケースが多い。だから無理に転職せず、まずは20代完全未経験から卒業することをオススメするのです。

とはいえ、現実問題として「学校に行くお金がない」「転職して働かないと不安」など、どうしようもない理由で、転職活動を余儀なくされる方もいるはず。そんな方に僕がオススメしたいのが、『夜間学科に通う』という選択です。これなら、仕事を続けながら学校で学べ、金銭的な心配も減る。20代なら体力も気力もあるので、気合で乗り越えられると思います。ま、最悪の場合、とりあえず正社員からフリーターに転職して、夜間学校と両立するっていう方法もありますしね。本気になればいくらだって方法はあると思います。

 

転職して実務経験を積み取得する

上記で述べた通り、20代完全未経験でなく、20代未経験の方はこの方法をとるといいでしょう。つまり、大学・短大・高専建築学科を卒業している人ってことですね。このタイプの方は建築に関する基礎知識があるため建築業界への転職が有利。ですので、今すぐにでも転職することをオススメします。実務未経験でも建築業界に転職できるのか不安な方は、20代未経験の転職を歓迎している求人サイト一級建築士の資格を取得した人の体験が載っているサイトがありますので、一度、目を通してみるといいでしょう。 

 

 

まとめ



では、これまでの内容をまとめると

 

1 一級建築士を目指して転職する20代は事前に仕事内容を調べよう

2 一級建築士を目指して転職する20代は未経験の違いを知ろう

3 一級建築士を目指して転職する20代は資格について調べよう

4 一級建築士を目指して転職する20代は辿るべき道は2つ

 

以上です。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

この記事が20代未経験から転職して一級建築士を目指す人にとって有益な記事であれば、幸いです。



 

 

一級建築士を目指して転職活動する女性が知っておくべきこと

一級建築士にとしてバリバリ働きたい。

だけど、女性だから建築業界に転職するのは難しそう…。

 

このような不安を抱えている女性はいませんか?

 

一級建築士として活躍する女性は少ないから…」「一級建築士になっても女性は活躍できない…」「建築業界は女性の転職者を拒む…」など、建築業界に転職したい女性のなかにはこのような悩みを抱えている方もいることと思います。

 

今回はそんな女性に向けて『女性一級建築士を目指す前に知っておくこと』をご紹介していきたいと思います。この記事では、前半に『建築業界で働く女性について』、後半に『女性ならではのメリットとデメリット』をご紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

 

その前に…。

 

女性一級建築士向けの求人は少ないと考えている方に向けて、女性一級建築士を歓迎している求人サイトを載せておきますね。このサイトを見れば、女性でも転職先がたくさんあることがわかり、一級建築士として活躍できるイメージがしやすいと思いますので、軽く目を通して見てください。

  

 

一級建築士を目指して転職する女性は珍しくない

冒頭でも述べた通り、建築業界といえば男性のイメージが強く女性が転職するにはハードルが高いイメージがあります。しかしそれはひと昔前の話。近年は女性一級建築士が増えており、建築業界に転職する女性が増加しております。というもの、現在は男女の雇用均等化が進み、社会全体として女性が活躍できるようになっております。また、2014年以降、国土交通省と建設業5団体が協力して、女性が建築業界で活躍できるよう、さまざまな取り組みを行っている。こうしたことから、現在は女性一級建築士が目覚ましい活躍を見せており、女性が建築業界に転職することは当たり前です。一級建築士の合格者で見ても、2017年の一級建築士合格率は「4人に1人が女性」と過去最高をマーク。以上のことから、女性で建築業界に転職を考えている方は、男性の職場だと決めつけず転職活動を行いましょう。
女性のための転職サイトでも一級建築士の転職について紹介しておりますよ!

 

 

一級建築士を目指して転職する前に女性が理解しておくこと 

一級建築士を目指して転職する前に女性が理解しておくこと 

先ほど女性でも建築業界で活躍できるから転職しよう!と言いましたが、転職前に理解しておくことがあります。それは一級建築士として働く場合、タフな体力と精神力が必要だということです。一級建築士の仕事は多岐にわたる上、建築業界は定時で終わらないことも多く、残業や徹夜は当たり前。女性一級建築士だから特別扱いしてもらえることは、ほぼないでしょう。また、いくら女性一級建築士が増えてきたとはいえ、まだまだ男性のほうが多いのが実情。特に職人はほぼ男性のため、現場で統率を取ることに苦労することもあるでしょう。女性一級建築士を目指して転職する方は、以上のことを踏まえ、建築業界に転職することをオススメします。一級建築士向けの転職サイトをご覧になると仕事内容や残業時間などが記載されていますので、イメージがつきやすいと思いますよ。

 

一級建築士を目指して転職する前に女性が確認しておくこと

一級建築士を目指して転職する前に女性が確認しておくこと

一級建築士を目指して転職する女性が一番心配すること。それは『結婚や出産』などのライフイベントにまつわることではないでしょうか?

せっかく転職を成功させ女性一級建築士になっても『結婚や出産』を機に退職を余儀なくされる。もし建築業界がこのような傾向なら、女性は一級建築士を目指して転職などしないと思います。

 

では、建築業界で女性が仕事と育児を両立させることは可能なのでしょうか?

 

結論を申し上げますと可能です。というのも、近年では働き方改革が進み、女性一級建築士も自由な働き方ができるようになってきています。また、社会全体として産休制度、育休制度、時短制度など、仕事と家庭を両立するための制度の導入・活用が広がっています。もちろん、転職先によって方針は変わり、仕事と育児の両立に理解を示さない会社もあると思います。ですから、一番オススメなのは転職するときに確認してみること。そんなこと聞いたら転職できないのではと心配されると思いますが、ミスマッチを防ぐ意味でも転職前に確認しておいたほうがいいでしょう。

 

建築業界の育休・産休についてもっと知りたい方は、国土交通省のサイトを見ると、「建設業界における女性の定着促進に向けた取組が載っていますので、そちらをご覧ください。転職を考えている女性は一級建築士を目指して転職活動する前に確認しておきましょうね。

 

 

一級建築士を目指して転職する女性は大手を狙うべき

一級建築士を目指して転職する女性は大手を狙うべき

女性一級建築士として活躍する場合、実務経験を積む必要があります。(一級建築士の受験資格については、一級建築士の受験資格について解説しているサイトをご覧ください)

では、実務経験を積むために女性一級建築士を目指す人はどの会社に転職するべきか?

 

個人的な見解を述べると、大手設会社やゼネコンに勤めることをオススメします。なぜなら、これらの会社は職業が分業化されており、請け負ってから完成までのすべての業務を任されることがない。つまり、仕事への負担が少ないんです。また、大きい会社なら人員が整っており、女性一級建築士として仕事が忙しくなってきても、人がたくさんいれば他の人に任せられます。ですので、女性一級建築士を目指して転職される方は、とりあえず上記の会社に応募してみるといいでしょう。どちらも競争率が高く転職することが困難ですが、最近では女性一級建築士を増やしたいという会社も増えてますので、運よく採用されることもあり得ますよ。女性一級建築士の転職について紹介しているサイトでも、大手建設会社への転職をオススメしています。

では、最後に女性一級建築士のメリットとデメリットをご紹介したいと思います。

 

 

一級建築士を目指して転職する女性のメリットとデメリット

一級建築士を目指して転職する女性のメリットとデメリット

一級建築士を目指して転職活動をされている女性の中には不安に押し潰されそうな方もいるでしょう。しかし、これからご紹介するメリットとデメリットを知っておくだけで精神的にラクになり、転職活動がスムーズにいくと思いますよ。

では、まずはメリットからみていきましょう。

女性一級建築士は仲良くなりやすい

女性一級建築士を目指す方にとって職場環境は重要なこと。ギスギスした職場に転職なんかしたくないですよね。いくらやりがいのある仕事でも『職場環境が悪い』と転職したくなるのが当然だと思います。

では、建築業界はどうなのか?

実は建築業界で働く女性は仲良くなりやすく、良好な関係を築きやすいと言われています。(もちろん企業によりますよ…笑)というもの、現在は女性の建築士の数は少ない。そのため、女性一級建築士は横のつながりが強くなりやすい傾向にあるんですね。転職者にとって職場で女性同士のつながりが強いと女性に対してしか聞けないような問題を聞きやすい。そう考えると、結びつきが強いという要素はメリットの一つと言えるでしょう。

 

女性ならではの感性を活かせる

女性が一級建築士になって得られるメリットに、女性特有の感性を活かした空間デザインを作れることがあります。これは言い換えると、転職時の強みとも言えるでしょう。最近では、クライアントが女性というケースも増えてきており、男性ではイメージを正確に汲み取れないから女性を指名することも珍しくありません。ですので、女性一級建築士を目指す皆さんは、女性ならではの感性や色彩感覚を転職時にアピールするといいでしょう。こちらはメリットというより、女性一級建築士の強みというほうが適切な言葉かもしれませんね。

家事や育児にぴったりの間取りを提案できる

これも上記同様にメリットであり、転職時に活かせる強みだと言えるでしょう。

建築士の仕事は住む人の暮らしを考えて、その人に合った空間を作ること。そのため、女性一級建築士は家事や育児をしてきた女性の経験を設計に活かすことができるのです。これはもう女性一級建築士にとって最大のメリットでしょう。むしろこのメリットを転職時にどう面接官に伝えるかで、大手建設会社に就職できるか否かが決まるといっても過言ではありません。また、介護を考慮したバリアフリー設計なんかも、女性のほうが実際に介護をしている比率が高いことから男性建築士より得意分野ではないかと思います。一見すると女性一級建築士は体力的に男性より不利に思えますが、女性だから活かせるメリットもある。女性の皆さんは転職時にこのことを自覚して転職活動に取り組めば、転職の成功確率がグンと上がると思いますよ。女性の転職事情について紹介しているサイトでも同様のことを言ってますよ。

 

では、続きまして女性一級建築士のデメリットをご紹介します。

転職前にデメリットを知っておくことも大事なことなので把握しておきましょう。

 

女性一級建築士は体力が求められる

何度もお伝えしているので耳にタコかと思いますが、建築業界に転職される女性が一番知っておくことがこれです。大手建設会社やゼネコンは負担が少ないとオススメしましたが、それでも他の事務系と比べるとハードワークです。なぜなら、建築業界はクリエイティブな仕事のため、良いものを作ろうと追求する。その結果、残業や休日出勤の多くなってしまうんですね。女性一級建築士はカッコよく、素敵な仕事なのは間違いないですが、この点は理解してから転職してくださいね。せっかく転職したのにすぐ退職したらもったいないですよ。女性一級建築士の仕事内容について紹介しているサイトでも、同じことをデメリットとしてあげています。

 

 

まとめ

では、これまでの内容をまとめますと

 

1 一級建築士を目指して転職する女性は珍しくない

2 一級建築士を目指して転職する前に女性が理解しておくこと

3 一級建築士を目指して転職する前に女性が確認しておくこと

4 一級建築士を目指して転職する女性は大手を狙うべき

5 一級建築士を目指して転職する女性のメリットとデメリット

 

以上になります。 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

女性一級建築士を目指す皆さんの転職が成功することを心から願っております。

頑張ってくださいね。